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目次
  • 粋狐ラム 其の五
  • 新連載 世紀末オーガナナイザー伝 たけし
  • 「明日は月曜日」
  • 塩津日記
  • 醉ウトレイジ
粋狐ラム 其の五

執筆 : 粋狐

~任せたくない背中~
粋!!!!!!!!!!!!!!!!(挨拶)
どうも、粋狐の浴衣のサイズが無い方、ARUMAKANです。
2017年になりましたね。皆様あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。もう3月だけど。
さて、我々粋狐は一応「純和風ベースミュージックユニット」として活動しておりまして、前回の酔音では念願の和楽器とのコラボレーションもさせていただきました。
酔音のメインコンテンツと言えば日本酒なわけなんですが、せっかくの日本酒×クラブミュージックイベントですので、そこで鳴っている音楽にも耳を傾けていただきたい。
その為には音楽やDJの知識も少しはあった方が楽しめるんじゃなかろうか。
そこで、今回は「B2B」についてのお話をしようかと思います。
「バック・トゥ・バック」、通称「B2B」とは、通常1人で行うDJプレイを2人乃至それ以上の人数で行い、交代で曲を掛け合う、という行為のことを指します。
粋狐もある意味B2Bであると言えるわけなんですが、単純に曲を掛け合うだけではない世界がそこにはあります。
相手の作りたい流れや観客の空気を的確に捉え、自分のパイの中からベストアンサーを短時間のうちに導き出し、結果化学反応を起こすことにより1人では作り出せないグルーヴを生み出す。
これこそがB2Bの醍醐味なのではないかな、と私は考えております。
しかしながら、そんなバチクソすげぇ事を誰しもおいそれと出来るわけではありません。
化学反応など夢のまた夢、「ただ交互に曲を掛けてるだけ」「itunes DJのがマシ」「ゴミ」「カス」「デカメガネ」などと罵られた経験が私にもございます。ございません。最後ただの悪口じゃねえかいい加減にしろ!
そこで、私はどんなことをすればB2B中に化学反応を起こせるかを必死に考え、相方に相談してみました。
それを今回特別に皆様にもお教えしますので、「こんなB2Bなら化学反応起こるな」と思えるかどうかの判断をいただければ幸いです。
ではどうぞ。
【化学反応が起こると思うB2Bその1】
二人羽織
これ初っ端から超ケミストリー起こりそうじゃないですか?
普段のB2Bが並列繋ぎだとしたらこのB2Bは直列繋ぎ。
電流が二倍ですよ二倍。アンペアとかボルトとかがもうなんかすごい事になりますよ。
もはやB2BじゃなくてV2V(ボルト・トゥ・ボルト)と言っても過言では無い。
そういうスタイル。
ただこれ欠点が1つありまして、後ろの人が何も見えないので結局前の人が機材をいじらざるを得ず最終的に手が四本になってB2Bというより阿修羅みたいな感じになってしまいます。
ある意味化学反応は起こると思うんですが、後ろの人の気持ちなどを考慮し敢え無く却下されてしまいました。
はい次。
【化学反応が起こると思うB2Bその2】
実は二人三脚をしている
DJ中のDJブースの下、つまり足元ってあんまり見えないことが多いんですが、それを逆手に取ったこの奇策。
傍から見る分には普通のB2Bに見えてしまいそうなものの、その実相方の一挙手一投足にも気を遣りつつの選曲はさながらファイト一発リポビタン状態、危機一髪の緊張感を常に持ちながらのひりつくようなプレイになること請け合い。
これで化学反応が起きなかったらもうDJなんか辞めた方が良いですね!
というような事を熱弁したんですが、まかり間違って足を引っ掛け機材を倒してしまった場合違う意味でDJを辞める状況になりかねない、との事で却下されてしまいました。
はい次。
【化学反応が起こると思うB2Bその3】
片手を使ってはいけない
これはちょっとガチで良いんじゃないかと思ったんですよ。
いや前の2つも負けてないと思ってますけど、DJって実は両手を忙しなく動かす作業が多いんです。
特にMix中。フェーダー操作と盤のBPM微調整を同時に行いつつEQのバランスを合わせる、というのが一通りの流れなんですが、これを片手でやれと言われると地味にきつい。
つまり相方の助けを借りざるを得ない状況が随所に生まれてくるんですね。
「俺がフェーダーを操作する間、EQは頼んだぜ!」
「へっ、俺がいないと何も出来ねえんだな…!」
「言ってくれるぜ、背中は任せたからな!」
とかいう熱い展開が発生する事間違い無しってやつです。
これ結構アツいと思って提案してみたんですが、なんか「台詞が恥ずかしいから嫌」みたいな事を言われたので却下となりました。
酔っ払うとすぐフリースタイルするくせにあの相方。
はい次。
【化学反応が起こると思うB2Bその4】
片方が良く訓練された猿
まず猿をDJが出来るまで調教します。
無理でした。
はい次。
【化学反応が起こると思うB2Bその5】
片方がDJブースになる
意味わかりますかねこれ。
1人がDJの機材を両手で支え、もう1人はそのブース担当を気遣いながらのプレイを行う事で緊張感を高めるということです。
つまりB2Bじゃないねこれ。だめだ。
いかがだったでしょうか。
他にも「ずっと背中合わせで交代のたびにくるくる回りながらB2B」とか「片方がヘッドホンで聞こえた曲をジェスチャーで伝えてもう1人はそれから連想した曲を掛ける」とか色々と提案してみたんですが、ことごとく却下されてしまい心が折れました。
ですので、次回の粋狐も選曲で日本酒と皆様との化学反応を起こせるように頑張りたいと思います。
それでは今回はこの辺で。
狐!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(締めの挨拶)

 


世紀末オーガナナイザー伝 たけし

執筆 : しりあがり小林


「明日は月曜日」

執筆 : gou.s

4月はもう暦上春。
花見、歓迎会、その他沢山のところで飲み会が行われることでしょう。
イベント毎であふれる世の中。そう、酔音もその一つ。
この記事を書く頃(直前だけど)にはいい桜が咲いているし、
絶好の春。もうあったかいしね。

そんな、酔音を迎えるにあたり、自分自身1つ困ったことが。
酔音後に、春の行事「健康診断」が入ってしまいました。
会社・学校では恒例行事であるし、
この時点で私が何を訴えているか察していただけることでしょう。

しかし、どちらも休むわけにはいきません。

健康診断は、前日夜からの”絶食”が基本中の基本。
ただでさえ次の日に影響があるアルコール。
酔音なんて「詰んだ」と言わざるを得ない。

健康診断で二日酔い?二日酔いのまま問診なんてことも。
いずれにせよ、私は戦わなければならないのです。(誰と)

みなさんも飲みすぎ、健康にはお気をつけて。
でも酔音はいい酒多いからツイね。

音にのまれても、酒にはのまれるな!

ps.健康診断に引っかかったら取り急ぎビート君のせいにします。

 


オラフ

作画 : CO2

CO2_vol9

 


醉ウトレイジ

執筆 : 鹿尾菜のもう一人(代筆)

加藤健太郎は●●のため今回執筆を休載します。

※みんなで●●に好きな言葉を入れて、ハッシュタグ「#醉音」付きでツイッターでつぶやいて加藤健太郎先生に応援のメッセージを送ろう!

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